大覚寺
京都嵐山の大覚寺。
先週のこと、、
心経写経の根本道場である大覚寺で
写経をしてみたいと思い、訪れました。
駅からの道のり
すれ違う人は殆どなく
こんなにも静かな京都は
久しぶり。。
嵯峨天皇の離宮として建立され、1200余年。
平安時代、疫病と大飢饉に見舞われた際、
嵯峨天皇は苦しむ人々の平癒を祈り、
般若心経を浄書されたそうです。
これが写経の始まりとのこと。。
そして、その後の歴代天皇も
嵯峨天皇の写経に倣って、大きな天災の度に
般若心経を浄書され、国の平静を
祈願なされたと。。
大覚寺が、般若心経写経の根本道場と
言われる由縁です。
京都での写経体験は
幾度かあるけれど
大覚寺は初めて。
席には、
ご年配の女性と私
二人だけ。
筆先に集中する、、
ただそれに尽きます。
一字、一行、
書き写す毎に一呼吸。
”自らの心”たる
”息”を整える
”心”が“呼吸”となり
その”呼吸”は
線となり文字となる
その過程を
ただ、見る...
”今、此処”を
堪能しました。
大覚寺
来れて良かったです。
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