光と闇
犬連れOKのお部屋に
キャンセルが出て
一度泊まってみたかった宿へ
施設内には
メディテイションバスという
温泉があり
光に包まれた空間から
暗闇の空間へとつながる
不思議な造りで
光と闇の中、無心となり
瞑想の感覚へ誘う温泉だそう
一日目
暗闇が苦手な私は
想像以上に暗く感じ
怖くて奥へ進む事が
できませんでした
二日目
何が怖いのか？
怖いと思い込んでいるだけではないか？と
気を取り直し、闇の空間へ
他に誰もおらず１人だけ
目を凝らし
耳を澄まし
壁に触れながら
ゆっくり進んで行く
次第に、、
暗さに慣れた目は
かすかな光でも十分に
全体を見渡せるようになり
すると、、
柱があるから
これ以上 奥に行けない..と
思い込んでいた所に
柱など無いことを知る
見えない不安が
こんな勝手な思い込みを
作り出していた、と気付く
”恐れや不安”が 見せるものは
随分と、あてにならないようです
恐れ、不安は、”闇”に目を向けさせ
平穏、安心は、”光”に目を向けさせてくれる
ということは、、
”闇”に目を向ければ、恐れ、不安 を感じ
”光”へ目を向ければ、平穏、安心 を感じられる
メディテイションバスの中
腑に落ちた感覚でした
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