父
お久しぶりの投稿。。
8月に入ってすぐ
昨年末から入院していた
父が亡くなった
父親を見送る事は
順番からして自然なことで
ましてや、
88歳となれば
親族も周囲も大往生だと
その死をポジティブに
受け止めることもできる
それもあってか
私自身の奥底にある感情が
むき出しになることが
あまり無かった
けれど少しずつ
時間と共に
言葉にならない感情が
わぁっと溢れ出て
時々胸が苦しくなる...
こういう時は
つい感情を凍結させて
しまいがちなので
思ったよりも早く
溢れ出てきてくれて
よかった。。
子供の頃、
よく泣く子だった私に父は 、
”そんな顔するなよ。
お父さんも悲しくなるじゃないか”と
頭を撫でてくれたのを思い出す。。
きっと今も
私が悲しい顔をしていたら
同じように声を
かけてくれているに違いない。。
ーーー
父は、昭和の時代を象徴するような
仕事一筋な人だった。
けれど、たまの休みの日には
日曜大工や(←言い方古っ)料理など
器用に色々と作ってくれた。
特に、ふわふわの厚焼き玉子は
お店やさんのものより美味しくて
驚いたのを覚えてる。
何かを作ることが
好きだった父。
作る楽しさは
父から教わっていたんだ、と
割りと父に似ている自分に
今更ながら気付き
嬉しくなった。
そして安心した...
私は大丈夫。
お父さんの娘だから大丈夫。
なんだかよく分からないけど
そう思えた。
お父さんの娘で良かった。
本当に良かった。
父よ、ありがとう。
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