10月。。
やっと秋めいてきた10月。年々暑さに気力も体力も奪われているせいか、秋を感じると心からホッとしている自分に気付きます。
そんな10月の初めに青森県の山内丸山遺跡と浅虫温泉、ついでに新幹線で函館へと行ってきました。あいにくのお天気だったけれど、吉報位への旅行だったからか、雨も悪くないなぁと思える旅行でした。
今回山内丸山遺跡に行くと決めた後、縄文時代についての本を何冊か読んでみたのですが、実際行ってみたことで、最近よく話題になっている縄文時代のすごさを肌で感じる事が出来ました。
そもそも1万年以上続いた縄文時代は人同士が争い命を落としていた形跡がないらしい。とはいえ、寿命そのものはそう長くはなかったであろうし、1万年ともなれば、命を脅かす大きな自然災害に遭遇することもあっただろうけれど、永く長く続いた縄文時代の人々の生活。
ちなみに山内丸山遺跡は、縄文時代中期の約1700年間その集落での生活が継続していたそうです。その土地に根付き何世代にも渡り生活していた人びとがいた場所。。遺跡にはお墓も見つかっていて、長きにわたり生き死にの循環が繰り返されていた場所ですが、大勢の武士が亡くなった戦場跡地などへ行った時に感じる、物哀しさや無念など、微塵も感じませんでした。むしろ、始まりも終わりも全てが此処に在る、という感覚の安心感に包まれる感じがしました。。
縄文時代の人々は何かに抗うことなく自然を崇拝し畏敬の念と供に、他者をも尊重し生きていたのかなぁ、と勝手に想像してみました。縄文時代って、なんだか良さそうな時代だったのですね。古きことから学ぶ事はたくさんある。。本当にその通りだなぁと実感しました。
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■青森県での写真を少し。。
📷山内丸山遺跡、資料館には縄文犬の人形も。昔から犬と人間は特別な関係だったのね~。浅虫温泉のホテルから湯の島。日本昔話に出てくる山みたい。実際のねぶたが飾られていて、すごい迫力、そして美しかった。
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■函館の写真も。。
📷トラピスト修道院とトラピスチヌ修道院。トラピスト修道院の山の中の静けさがとてつもなく心地よくて、ずっと居たかったなぁ
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📷こちらは函館湯の川温泉の旅館のベランダにやって来たウミネコ。至近距離すぎてビビった。どうやら観光客が食べ物を与えてしまい「何かちょうだい」と来るようになったらしい。けど、野生のウミネコさんなので何もあげずにいたら、20分くらい睨まれ続けた。。ちょっと目つき悪いけど可愛いかったなぁ。
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📷大沼国定公園からの駒ケ岳。元々は富士山のような円錐形だったのに噴火による山体崩壊で上半分なくなってしまったとは、、自然の力恐るべし。。
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📷大沼国定公園の中を散策していたら大きな鳥がバッサバッサと飛んできて、調べてみるとアオサギでした。どうやら日本最大のサギらしい。。悠々たる姿に見惚れてしまいました・・
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